研究が好き!LOVE LAB 基礎医学研究者育成プロジェクト 名古屋大学医学部学生研究会

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2016.09.30
論文

6年古田恭寛さんの学会発表報告

                              学会報告書

                        名古屋大学 医学部医学科 6年    

                          生体反応病理学講座所属 古田恭寛

 

69回日本酸化ストレス学会学術集会に口頭発表しました。テーマは「プラズマ活性溶液の安全性評価」です。


発表内容

がん抑制効果があるプラズマ活性溶液 (plasma activated medium, PAM)は、近年医療応用を目指して基礎研究が多数行われており、卵巣がん、胃がんの腹膜播種の治療に向けて研究開発が進められている。今回、プラズマ照射時間の長い強力なPAMを用いて正常個体に与える影響の評価とその原因についての解析を動物実験、細胞実験、電子スピン共鳴法(ESR)で行った。人間に換算すると毎日1L以上のPAMを腹腔内注射しているのにも関わらずラットの体重変化はなく、組織所見も軽度な慢性炎症に留まった。しかし、細胞実験で低濃度のPAM存在下でも細胞傷害を起こしている。ESRの結果も踏まえると生体内のラジカルスカベンジャーがヒドロキシラジカルや過酸化水素を消去させている可能性がある。


感想

学会参加は初めてではなかったのですが、口頭発表は初めてでした。医学系だけでなく薬学、農学、工学の専門家の方の前でプレゼンするのは非常に緊張しましたが、編入して続けてきた3年間の研究を無事発表出来ほっとしております。帰りの新幹線の席の隣が他大の教授で研究のアドバイスを頂き実りの大きい学会となりました。学業と両立させながら研究するのは大変なことではありますが今後の人生の糧となった気がします。


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